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銚子ドーバーライン

　東洋のドーバーと呼ばれる屏風ヶ浦の上を走る、県道２８６号愛宕山公園線。

　以前は千葉県道路公社が管理する銚子有料道路で、普通車150円だった。2003年に無料になり、2008年に銚子ドーバーラインという愛称がついた。
　全線２車線道で、走りやすい道だが、アップダウンはある。
　屏風ヶ浦の上を走るので、屏風ヶ浦の崖自体は見えないし、海もすこししか見えないので、名前からあまり期待しない方がよい。
　とはいえ、道路がごちゃごちゃしている銚子の中で、数少ないスイッと走れる道なので、銚子へドライブに行くなら、通っておくべき道だろう。

■ 三崎町〜名洗

　西端は、国道１２６号から南東へ入る。右折レーンのある信号三差路で、「銚子ドーバーライン」という表示は、後からついたせいか、控えめだった。イオン銚子ショッピングセンターが２０１０年オープンとのこと。
　最初の方は、沿道に家や店があり、有料道路時代でも有料道路らしくなかった。

　センターラインが黄色の二重線で左へカーブしていき、直線へ出ると白の破線へ。ストレートがけっこう長いが、アップダウンがある。
　沿道に建物はなくなり、畑や森の中を走っていく。快走できるが、逆に言うとペースが速く、景色を眺めながらのんびり走るようなムードではない。
　太平洋の近くを走っていくのだが、海が見えるのはちらっと１か所だけ。シーサイド・ロード度は低い。
　ところどころに小さな脇道が見えたが、チェーンで閉鎖されていたりする。途中にまともな駐車スペースはなく、写真を撮る間もなく通り抜けてしまった。路肩がすこし広くなったところに、止めてしまうしかなさそう。
　途中に、屏風ヶ浦や太平洋を望める展望駐車場でもあったら、もっと印象のいい道になるだろうに…

　料金所の跡地は、ゲートがなくなり、Ｔ字路（←）になっていた。
　センターラインが再び黄色の二重線になると、カーブしていき、名洗インターへ。西方向への出入口だけのハーフインター。屏風ヶ浦自体を眺めるのなら、ここで降りて、銚子マリーナ海浜緑地へ寄るのがおすすめ。（下写真はそこから望遠）

おすすめ度　：★★★☆☆
人気度　　　 ：★★★☆☆
景色のよさ　 ：★★★☆☆
走りやすさ　 ：★★★★☆
行った日時　：2010年1月24日（日） 15時頃

■ 名洗〜愛宕山

　ルートは内陸に入るが、同じような２車線道で、ゆるやかなカーブの道。
　東端でＴ字路（→）を右折すると、愛宕山にある地球の丸く見える丘展望台へ。
　その先には犬吠埼があるが、そこまでこの道を伸ばさなかったのが不思議。

おすすめ度　：★★★☆☆
人気度　　　 ：★★★☆☆
景色のよさ　 ：★★★☆☆
走りやすさ　 ：★★★★☆
行った日時　：2001年8月25日（土） 11時頃