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道路 シーサイド橋 江能倉橋島 周回

 広島湾江田島・西能美島・東能美島・倉橋島の4島を周回した。

 単純に一周せず、そのときの気まぐれで、8字型に回ってしまった。ちょっと複雑なルートになってしまったが、いちおう自分が走った順番に書くことにする。
 道路番号別にまとめるという手もあるけど、国道487号などはまったく理解不能なコースをとっており、これに沿って走る人など、まずいないと思うし。

国道487号  音戸大橋〜釣士田

 音戸大橋を渡って、本土から倉橋島へ入る。2車線幅の赤いアーチ橋で、橋を渡った先は、らせん状にぐるぐると回りながら地上へ降りていく。
 まずは倉橋島の東岸をいく。海沿いの部分あり、市街地の中あり、変化が多い。道は曲がりくねっていて複雑だが、さすがに国道で、標識は整備されているので迷うことはない。
 奥の内からさらに海寄りを行く県道286号は、ツーリングマップル中国・四国(1999年3月版)ではまだ途中までのようなので、国道487号に沿って内陸へ入る。(トライはしてみませんでした)
 島を横断して西岸の釣士田へ出る。

県道35号 音戸倉橋線  釣士田〜鹿島大橋

 釣士田から、標識に従ってこの道へ。倉橋島を南下する。宇和木からすぐに内陸へ入る。鹿島大橋より
 宇和木トンネルの部分では、ツーリングマップルの「おすすめルート」の記述に従って、旧道を行く。峠越えのくねくね道だが、まだけっこう使われているようで、それほどひどい道ではなかった。新道へ出る直前に、ちょっとした休憩所があり、宇和木トンネルに関する説明の掲示があった。トンネル工事の記念に作ったという感じ。
 海沿いに出ると左へ。すぐに、右側に松林が並ぶ桂浜がある。
 その先は、海岸線に沿って曲がりくねった道で、ときどき漁港を抜けるという、典型的な海沿いの県道の感じ。

 鹿島大橋で、鹿島へ渡ったところで引き返した。1.5車線幅のトラス橋で、魚釣り禁止の表示。このへんはもう交通量は少なく、橋の脇に車を止めて、橋の上へ気軽に歩いていける橋だった。橋から見おろす漁港の景色も風情があった。(右写真)

県道283号 倉橋大向釣士田港線

 県道35号音戸倉橋線を戻っていき、桂浜をすぎた先で、標識に従って、海沿いをぐるっと回るこの道へ入る。
 道の真ん中で、猫が日なたぼっこしながら毛繕いをしているくらいに、交通量は少ない。つい運転が雑になり、たまに対向車があったりすると、ドキッとする。
 こういう道は、好みである。

県道35号 音戸倉橋線  宇和木〜釣士田

  宇和木県道35号音戸倉橋線に戻り、北上する。

国道487号  釣士田〜大君

 釣士田から国道487号で西へ。
 早瀬大橋
東能美島へ渡る。橋の両側はループ状になっていて、これは橋の高さをかせぐためだろう。黄色いセンターラインのトラス橋。
 橋とその先は、走りやすい2車線道で、思ったより交通量が多かった。

県道44号 江田島大柿線  大君〜飛渡瀬?

 大君から、江田島へ向かうこの道に入る。
 国道487号と同じような感じの道で、このあたりの幹線道の趣きがある。
 陸つづきなのに、島の名前が変わるのが、よくわからないところ。昔は海で分かれていたのだろうか?

県道299号 秋月飛渡瀬線

 行きは東岸を走ろうと思い、この道へ右折。
 海に出る手前で、右側にホバークラフトの基地のようなものが見えた。
 海沿いの部分が少しはあるも、ほとんどが工場地帯という感じで、ちょっと期待はずれ。ダンブやクレーン車ともすれちがった。
 ツーリングマップル中国・四国(1999年3月版)では、県道番号が「298」となっているが、現地の表示では「299」。

県道298号 鷲部小用線  秋月〜小用

 東西に島を横断する秋月トンネル出口との交差点から北が、県道298号鷲部小用線となる。
 工場地帯ではなくなるが、海はほとんど見えない。
 小用の市街へ出る手前に、江田島公園というのがあった。

国道487号  小用〜切串

 江田島の東岸を北上。
 切串では、右にフェリー乗場という看板を通りすぎて、少し行くと、もうひとつフェリー乗場がある。道の右側の海との間に大きな駐車場があり、休憩ポイントにできる。車がたくさん止まっていたが、人はほとんどいなかった。ほんとにフェリー待ちの車なんだろうか?

県道297号 石風呂切串線  切串〜幸の浦

 切串からさらに先へ進む。

大須あたりの道  幸の浦〜石風呂大須あたりの海沿いの道

 幸の浦のあたりで、海沿いを走るために、名もなき道へ入る。大須山の西側を通る道だ。県道ではなさそうなので町道?
 海沿いの1車線道。ただし、退避場所は多い。(右写真)
 終点あたりで内陸へ入り、T字路(↑)では、前の2台につづいて左折したら、無事国道487号へ出た。

国道487号  石風呂〜世上口

 国道487号を南下する。

県道44号 江田島大柿線  世上口〜江南

 世上口からこの県道で西岸を南下する。
 はじめは両側に店が並ぶ市街地の中。その後、右側が海になる。交通量は多く、シーサイド・ドライブとしてはいまいち。

県道36号 高田沖美江田島線  江南〜能美町役場前

 江南のT字路(→)を右折。西能美島へ向かう。
 完全2車線道。

国道487号  能美町役場前〜高田

 同じく2車線道。

県道36号 高田沖美江田島線  高田〜永田川橋

 西能美島の西岸をぐるっと回る。三高あたりまでは2車線。その後、1.5車線となる。
 がんね鼻鹿田公園を経る。
 畑漁港あたりから、再び2車線となる。国道487号 鹿川港あたり

国道487号  永田川橋〜早瀬大橋

 2車線で走りやすい道。(右写真)

県道35号 音戸倉橋線  早瀬大橋〜音戸大橋

 倉橋島の西岸を、音戸大橋へ戻る。
 反対側の側から島へ渡る方は、かなりの渋滞だった。

 

 以上、4島の周回ルートだが、思ったよりも時間がかかった。昼食の時間を除いても、5時間半くらい。
 道路の名前が次々と変わり、また同じ名前が何度も登場するのは、けっして私の走ったコースが特殊だったためではなく、この地の複雑な地理的または政治的事情によるものと思われる。

おすすめ度 :★★★☆☆
人気度    :
★★★☆☆
行った日時 :1999年5月1日(土) 9〜14時頃

 

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