★★★
Precious
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御岳スカイライン
木曽御嶽山の七合目、三笠山へ登っていく道。
御岳湖の西端の王滝市街から、県道256号御岳王滝黒沢線を北へ登っていくと、4キロほどで県道でなくなり、村道になるようだ。走っているときは、いつのまにかと移ったいう感じだったが、地図で確認すると、前方の斜面にくねくねと登っていく道が見え出すあたりから。
そのくねくねとしたカーブの途中に、清滝の入口があり、その500メートルほど先に、新滝の入口がある。(右写真は清滝付近)
狭い区間があったのは、県道の部分だけで、ずっと2車線道がつづく。現地でスカイラインという表示は見かけなかったが、昔は有料道路だったようで、わりとよくできた道だ。
沿道には、ところどころに、そば屋や旅館などがあって、観光道路という雰囲気があった。
途中で、御岳高原のスキー場の中を走っていく区間がある。オフシーズンなので、草原の中を走っていく、視界の広いワインディングロードだ。ただし、その草原区間に駐車場や展望所とかはなく、道路が広がった駐車スペースがかろうじてあったくらい。(右下写真付近)
終点部の田の原は、最初に道路左側に沿って無料駐車場が現れ、その先はロータリー状になっていて、その奥にも広い駐車場があった。
ロータリーの中央部に御嶽観光センターという建物があり、みやげ物と食堂のようだった。飲料自販機は、通常120円のものが150円だった。
木曽御嶽山の王滝登山口になっていて、登山シーズンは混雑するようだ。このときは残念ながら、木曽御嶽山は雲の中だった。
登山道の入口付近は、田の原天然公園となっていて展望台もある。そこまでなら、ふつうの靴でも歩いていける。さすがに気温がひとまわり低く、長袖シャツだけでは肌寒かった。早くも、紅葉が一部始まっていた。
けっこう走りでがあって、王滝市街から片道35分ほど。標高約2200メートルで、王滝市街が標高約920メートルくらいだから、1200メートル以上を登ってきたことになる。上の方はスカイラインらしい景色があるが、ひたすら登っていく道なので、どちらかというと登山道という印象の方が強い。

おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2006年9月29日(金) 14〜16時頃
(おまけ)
御岳スカイラインへのアプローチ道について。
国道19号の元橋から西へ。2車線道だが、やや狭いところがところどころにあった。特にトンネルのところ。
平日のせいか、対向車にダンプがわりといて、トンネルへ入ろうというときにダンプが来たりすると、ヒヤッとした。
王滝川を遡っていくルートで、3キロほどのところに道の駅三岳がある。
その半キロほど先には、木曽川右岸道路・林道台ヶ峰線とのT字路(←)がある。
おすすめ度 :★★☆☆☆ (あくまでアプローチ道)
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2006年9月29日(金) 13時頃
→黒沢から先の県道20号開田三岳福島線
黒沢からこの県道256号へ移ると、むしろ走りやすくなった。白いセンターラインの2車線道。
5キロほどで、御岳湖の北岸を走る道となるが、湖をきれいに眺めながら走るような区間はなかった。湖を眺めるような展望所や休憩所もなく、ダム湖のくせに整備されていない。
西端近くで、内陸側へカーブしているところに、ようやくあずまやと石碑があった。以前、地震による土砂崩れで多くの人が亡くなった場所らしい。残念ながら、そこから湖は見えない。(右写真付近)
王滝の市街地内は、カーナビの指示する道と、現地の案内表示のルートが違っていたりして、ややこしかったが、現地の案内ルートをたどるのがよさそうだった。
県道256号は、そこから北へ、山を登っていく道となる。沿道の小屋によじ登っている猿がいた。センターラインがなくなるところもあり、このあたりは対向車に注意が必要。
おすすめ度 :★★☆☆☆ (湖岸道としては落第)
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2006年9月29日(金) 14時頃
帰りは、御岳湖の南岸の道を走ってみた。
王滝の市街地内で、県道256号が左折している十字路を直進。坂道を降りていって、その先の橋を渡る。
白いセンターラインの2車線道で、湖を眺めて走れる区間もある。北岸の県道256号よりも、むしろいい道。地元の車は、みんなこっちを走っている感じだった。
牧尾ダムの方へ向かう分岐道は、車は通れないようになっていたが、向かいに小さな駐車スペース(?)があったので、そこに車を置いて、湖を眺めることはできた。
おすすめ度 :★★★★☆
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2006年9月29日(金) 16時頃