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● 小泉のドライブスポット

三等分した八ヶ岳南麓の湧水。
大滝湧水や女取湧水とともに、八ヶ岳南麓公園湧水群として名水百選になっている。
泉ラインを西に出て、県道609号小荒間長坂停車場線を200メートルほど南下したところに、入口がある。
西側への脇道へ入っていくと、左側にそば処三分一とその駐車場があり、その先左側に「三分一湧水館 駐車場」というのがあるが、そば処も湧水館の一部のようなので、そば処の前の駐車場に止めてもよさそうだった。前向き駐車で、わりと奥へ広い。トイレは一番奥。
周辺はきれいに整備された三分一湧水公園になっている。公園の案内図は、あとで見たら駐車場の中央付近にあったので、入口付近に車を止めて、そのまま湧水の方へ歩いていくと、案内図を目にする機会がないというのは、ポジショニングに配慮不足だ。
林の中の遊歩道を歩いて約4分で、湧水に着いたが、途中から分岐して県道を渡ったところには、児童遊園もあった。
湧水は小さな池の底から湧き出ており、石の樋で引いて、その名のとおりに3方向に分岐されていた。(右上写真)
特に水を飲んだり汲んだりするような形にはなっておらず、ペットボトルなどを持ってくれば汲めるだろうが、あまり直接は飲まない方がよさそうな感じだった。説明書きによると、農業用水として使われているらしい。
風力・水力発電と書かれている方へ行ってみると、2分ほどで水力発電小屋があったが、中に小型の水力発電機があるだけで、水車が回っているわけではなかった。ボタンを押している間だけ走る鉄道模型と、ちょっと文字では説明しづらいものがあり、その発電で動かしているということらしい。
さらに奥へ進み、小さな橋を渡ると、直径数十センチくらいの風車があったが、飾りという感じだった。
駐車所に戻って、そば処の奥には、農産加工物直売所がある。小ぶりのみやげ物店という印象。
その隣の資料館は入場有料で大人400円だが、そば処で食事するか、直売所で千円以上買い物をすると半額割引とも書かれていたので、利用する順番は考えた方がよい。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★★☆☆
行った日時 :2006年6月4日(日) 14時頃
三分一湧水館のページ

泉ライン沿いの湧水。
JR小海線の甲斐小泉駅から泉ラインを東へ800メートルほどのところ。道路の北側に小さな案内矢印があり、そこへ入ったところが土の駐車スペースになっている。
その隣りに小さな池があり、その底から水が湧き出している。ペットボトルで水を汲んでいる人が1人いたが、直接は飲まない方がよさそうな感じだった。
案内書きによると、八右衛門さんという人が、蛇を山火事から助けたお礼にもらった楊子を地面に突き刺したら、水が湧き出したという伝説の場所らしい。
きれいに公園として整備された三分一湧水と比べると、ひっそりとした地味な湧水という感じだった。
おすすめ度 :★★★☆☆
人気度 :★★☆☆☆
行った日時 :2006年6月4日(日) 14時頃